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子育てから学ぶ犬育て⑷

  • Posted on 10月 14, 2014 at 11:55 PM

◎子供心・犬心◎

子供と犬の心の衝動ってとってもよく似ているんです。

例えば
スーパーで買い物をしていて、欲しいお菓子を見つけた子供。
「ダメ」と言われるとますます欲しくなるのが子供心。
どうしてもそれが欲しいと駄々をこねます。
そんな中、無理矢理手を引かれてその場から連れて行かれそうになると、意地でも離れるものかと突っ張って抵抗したり、この世の終わりかのごとく泣きわめいたり。
ひっくり返る子供も居ます。

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こうなった時、皆さんはどのようにその場を対処しますか?

引きずったり、抱えてでも連れて離れますか?
それではきっと子供は泣き叫び、お互いは勿論たまたま周囲に居合わせた人までもが悪いストレスを感じることでしょう。

「じゃあねー、バイバーイ!」と置いて行くフリをしますか?
最初は効いても、数回その手を使えば置いて行かれることは無いと子供は理解して効果はなくなるでしょう。

結局、子供の要求をのんで買い与えますか?
きっと粘れば思いどおりになると、子供はますます頑固に我を貫く子になっていくでしょう。



…..一番穏便にその場から子供を連れて離れるには???

その場でのお菓子を諦めるかわりに、交換条件を付けるのです。

交換条件の内容は、目の前のお菓子よりも子供にとってもっと魅力的なものを提案します。
そのかわり、今すぐではなく「今度」や「○○の(何か特別な)時に」と、それまで我慢という事も含めて伝えます。
年齢が上がってきた場合、何か課題や目標を決め達成できたらというものでも良いでしょう。

また、幼児期であればお菓子よりも魅力的なものとは、何もモノだけに限らないのが子供の純粋で良いところ。
例えば「今日、寝るときに大好きな絵本を読んであげるよ」とか「これ我慢したらいっぱいギュウしちゃうよ」とか、はたまた「今これ我慢できたら、お利口さんすぎてママはニコニコになっちゃうな〜」とかでも絶大な効果があったりします。

さて、犬の場合はどうでしょうか???

お散歩中に気になる犬が前方から近づいてきました。
愛犬は相手の犬に対しギャンギャン吠えてリードを引っ張り行こう行こうと興奮しています。

これを無理矢理、綱引き状態でズルズルと引っ張り返したり、体を抑えたり、引っ張らせた状態で止まって相手を見せたりしていれば、行きたいのに行けないもどかしさから、ますます行きたい意欲が爆発してしまうのが犬心です。

ここで人間の子供と同じように「魅力的な交換条件」を使うのです。
「諦めさせる」あるいは「忘れさせる」、そのくらい執着する条件を作り出す(見つけてあげる)こと。
飼い主さんが魅力を提案できること、これが引っ張り癖や吠え癖の修正の第一歩なのです。
そしてやがては、飼い主さんの織りなす魅力に一心に引き込まれ、周囲にほとんど見向きもせず、イキイキと飼い主さんについて歩けるように発展させていくのです。

どういった方法で?
どのように教えるのか?
…これは実際に見なければ分からないことであって、個々それぞれ性格があり適合する方法も微妙に変わってきますので、ここでは書きません。

躾の本などはあくまでも一例にすぎず、合う合わないがあることを忘れないようにしましょう。

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ドッグスクール ゆっか
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子育てから学ぶ犬育て⑶

  • Posted on 10月 4, 2014 at 11:30 PM

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◎最初の難関◎

おそらく、犬を迎えて訪れる最初の難関が「トイレの躾」だと思います。

当スクールでも犬のトイレに関する電話相談がよくかかってきます。

「部屋のあちこちでしてしまって困っている」
「なかなかトイレシートでしてくれない」

ですが、考えてみてください。

歩き出したばかりの1歳の人間の子供が、親が「ここがトイレだよ」とトイレへ連れて行き言い聞かせただけで、すんなり自分でトイレへ行って用を足せるようになるでしょうか???

人間の赤ちゃんは産まれたその日からオムツをはきます。
実はもうその瞬間からトイレトレーニングは始まっていて、オムツをはきオシッコやウンチをする事で感じる不快感を学び、それを生まれ持った本能で親に泣いて知らせます。
オムツをはくことで、清潔を保とうとする意識が芽生えるのです。
同時に「オムツ」というアイテムは「失敗させないため」「失敗させる癖を付けないため」の画期的なものなのです。
やがて成長してくると、お家によってはオマルや子供便座などを利用しながら、成功したらうんと褒める。
タイミングを見計らってトイレへ誘導し、成功したらうんと褒める。
成功したことに対する愛情いっぱいの褒めが、子供にとっては最上級の自信に繋がり、その自信が100%付いた時にはトイレにたどり着くまで我慢することも覚え、オムツを卒業できているのです。
おそらくどんなにすんなりトイレでできるようになった子でも、その過程に必要な順序は多かれ少なかれ経験し、親や園の先生にトイレのマナーを教わっています。

IMG_5549.JPG犬育てにおいても手順は同様です。

猫は砂でオシッコやウンチをする習性が本能的にありますから、猫砂をトイレに入れておけばすんなりできるようになる子が殆どです。
ですが、犬がほぼ無臭の人工シートの上にオシッコやウンチをする本能的習性はあるでしょうか?
あのペットシーツを初めて目の前に出された瞬間からシーツをトイレだと認識する子が居たとしたら、本当に人間の言葉を理解できている天才だと思います。
もしくは、マーキング癖の強い子で、トイレとしてではなく単にマーキングをしているか…。

つまり、ペットシーツがトイレだということや、したくなったら自分でそこへ行って済ませるというマナーは、飼い主が順序を踏んで教えていかなければならないのです。

家庭環境によっては、室内飼育でもトイレは外で…というお宅もありますし、屋外飼育でも敷地内ではして欲しくない…というお宅もあります。
そういったことも、その家庭によって順応した方法で「失敗させないよう」にトイレのルール・マナーを教え徹底していけば、犬はトイレにたどり着くまで我慢することを理解してしっかり覚えていくのです。

しかし近年、不衛生な環境で犬猫を大量に繁殖・販売しているブリーダーやペットショップが多く「汚れ慣れ」して「我慢を知らない」子犬を迎えて苦労されている方が非常に多いのも現状です。

母犬は子犬を産めば当然手塩にかけて世話をします。(中にはたまに例外もありますが。)

IMG_5618.JPG母犬が一緒に居れば、子犬達を綺麗に舐めて生活空間を綺麗に維持していけるので、子犬達も自然と清潔を保つ意識がつきます。

IMG_5623.JPG母犬がよく世話をしている子犬達の中には、生後2〜3週間の子犬達でも清潔を保つために既にトイレの場所を決め、自分達の寝床には絶対に粗相しなくなる兄弟も居ます。
寝床に粗相をしない=その時点でトイレを決まった場所へ行くまで我慢する事も自然に覚えているのです。

IMG_5619.JPGしかし、生後早くに母犬から離してペットショップへ卸されたり、ペットショップの店員が掃除を怠っていたり、あるいは元々不衛生で狭く劣悪な繁殖環境だったりすることで、子犬達は生活環境が汚れていることを全く気にせず、いつでもどこでもウンチもオシッコも平気で踏み散らかせる子になっていってしまうのです。
当然「我慢」することは知らず、身体が汚れても気にしない…そういった子になってしまうとトイレの躾も通常の倍は根気が必要になってきます。

逆に言えば、トイレの躾にそれほど苦労しなかった子は、母犬や繁殖者が一生懸命手間をかけてくれた、良い環境で育った子と言っても過言では無いでしょう。

トイレの躾の基本…
○生活環境を整えること。
○あちこちで粗相されないよう、室内を自由にしすぎないこと。
○汚れ慣れさせないように、身体を汚さないように、トイレをしたらすぐに綺麗にすること。
○飼い主が失敗させない工夫・努力をすること。

IMG_5620.JPGでは具体的にどういった方法が良いのか…
それは個々それぞれ、性格や生活環境やトイレ条件によっても変わってきますのでここには書きません。
自分の家の子はどうしたらいいのか???
悩まれている方は是非お近くの訓練士にご相談下さい!

全日本犬訓練士連合協会
http://kunren.or.jp
↑こちらの正会員紹介のページよりお近くの訓練士を調べる事ができます。

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子育てから学ぶ犬育て⑵

  • Posted on 9月 30, 2014 at 9:31 PM

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◎躾とは???◎

躾が大変!
躾が入らない!
躾がなってない!
…と、よく耳にしますが

そもそも
「躾」って何だと思いますか?

オスワリを教える事?
マテを教える事?
ハウスを教える事?

…これらは躾に非常に役立つであろう基礎トレーニングであり、躾そのものではありません。

「躾」とは
簡潔に説明すると
生活していく上で必要な、環境及び状況に合わせた「絶対的なルールやマナー」を教えていく事です。

「ルール」とは「規則・規定」
「マナー」とは「行儀・作法」

子育てにおいても
犬育てにおいても
親が、飼い主が、このルールの徹底ができず曖昧になることで、様々な問題行動に繋がってくるのです。

子供も犬も、親や飼い主を選ぶことはできません。

ルールとは親や飼い主の感覚が基準になりますから、何処から何処までをルールとして徹底していくかの差が、個々の家庭によって(環境によっても)かなりばらつきます。

マナーとは一般常識的な内容になるため、地域柄での習慣の差は多少あれど、どの家庭もほぼ同等の内容になるはずですが、最近ではそれすらも徹底できない親や飼い主が増えています。
徹底できない理由には2通りの原因があります。
一つは「犬や子供の様子をうかがいすぎて、逆に犬や子供のペースにのまれてしまっている」
もう一つは「そもそもの感覚や基準が、一般の常識からはずれてしまっている」

躾が大変
なかなか上手くいかない
言うことを聞いてくれない
…などと悩んでいるのであれば、きっとそれは前者でしょう。

悩んでいる=何とかしなければという気持ちがある。良い関係を築きたいという気持ちがあるということ。
その気持ちがあるのなら、大丈夫です。
ちょっとの意識の切り替えで、必ず良い方向へ進めます。

様子をうかがい過ぎてはいませんか?
根負けして、合わせてしまってはいませんか?

「できない」=諦めです。

諦めずに
確実に
ルールを定め

「できる」
に変えていきましょう(^-^)

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子育てから学ぶ犬育て⑴

  • Posted on 9月 29, 2014 at 9:04 PM

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◎はじめに◎

私は犬のトレーニングで飼い主さんに説明する際、人間の子育ての話を交える事が多いです。

犬を育て躾ける事は、人間の子育て及び躾けと酷似しています。
特に人間の子供の〜3歳前後までの期間…言葉での意思の疎通ができるようになるまでの間は、犬を育て躾けるのとなんら変わらないと感じます。

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このような考えは、私が実際に母親になり子育て経験をしていく中で徐々に芽生えてきました。

とはいえ、私の母親歴はもうすぐ8歳になる長男と、4歳になった長女の2人だけ。
たったの8年です。

母親歴たった8年の私が、もう20〜30年…40年も父親・母親をしている大先輩方に「子育てについて」をお話させていただくなんて、なんともおこがましいといいますか、図々しく生意気なのですが、お話をさせていただくと、皆さんすんなりと受け止め「そう言えばそうだ!」と納得して下さいます。
そして「どうして今までそれに気がつかなかったのか」と仰る方や「もう昔のことで、忘れてしまっていた」という声も聞かれます。

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勿論、ご依頼を下さる飼い主さんの中には、これからご結婚やご出産をされる方も多いのですが、そういった方々にもこの「子育てと犬育て」についてのお話は大変喜んで頂いております。

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このBlogを通して、より多くの方に知っていただきたい「子育てから学ぶ犬育て」のお話を不定期連載していきたいと思い、カテゴリーを追加してみました(^-^)

ふとした時に、そういえばあのBlogは更新されたかな???と思い出し読んでいただけたら幸いです。

ドッグスクールゆっか
屋良美沙子

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